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2004年4月10日

ウオーターシップ・ダウンのうさぎたち

9日の日経新聞朝刊・春秋でもサンテクジュペリ機の発見について触れられていましたね。だいさんのエントリーでも私のエントリーに触れて頂きました。やはり「星の王子さま」は愛されているのだなぁと今更ながらに感じます。

だいさんの「旅をする本」というエントリーで思いだした本があります。それが、表題にもある「ウオーターシップ・ダウンのうさぎたち」です。1986年の3月に信州(スゲー寒かった記憶が・・・)に旅行したときに宿で読んでいました。内容はうさぎが数キロ先の新しいすみかを求めて旅をする話なのですが、うさぎの視点からみた命がけの旅が想像力豊かに描き込まれていて、非常に刺激を受けました。

そういえば、その時泊まった民宿にも旅行者に受け継がれて行く本が数冊あって「気に入ったら勝手に持って行って読み終わったらどこかの宿の本棚に入れとけ」みたいな感じでした。

こんな事を書いていたら、旅に出たくなったな(笑)

ウオーターシップダウンのうさぎたち

参照:人間の土地 / サン=テグジュペリdablog

2004年3月14日

超古代史の真相

今日は本の紹介をしたい気分(笑)で、最近読み直した本シリーズということでこの本。「超古代史の真相」志水 一夫 (翻訳) Charles J. Cazeau・Jr. Stuart D. Scott (著)という一冊。昭和62年に初版本ですのでかなり情報としては古い本です。

目次

序章 合理と非合理の王国
第1章 旧大陸から新大陸へ
第2章 超古代のアメリカ
第3章 古代宇宙人飛来説
第4章 UFO現象
第5章 ストーンヘンジ
第6章 ピラミッド
第7章 イースター島
第8章 失われたアトランティス大陸

これだけ見るとよくある「と」本みたいですが、内容はその逆。アマゾンのレビューがよくできてたので引用します。

内容(「BOOK」データベースより) 人間はかぎりなく未知の世界、謎に憧れる。しかし、その解明への意志、真理の追求はときとして科学の道を離れ、荒唐無稽な「ロマン」を産み出すものである。本書は、いわゆる科学の周縁部にある諸問題—その多くは一般に「謎」と呼ばれる—を、科学者が冷静な眼で解説し、理論的なものの考え方、科学と擬似科学とのちがいを平易に説いている。

ということで「神々の○○」とかそのほかにも沢山ある疑似科学本にはまる前にまず一読をお薦めしたい本です。ここに書かれた科学的なものの考え方はいろんな事を考える時に役立つと私は考えています。夢やロマンを持つことは人間にとって非常に大切なことです。でも、それと真実を追究するための方法論がごちゃ混ぜになっては行けないのです。特に、キリスト教圏で書かれた疑似科学本(超古代史とか書かれた本などは特に)要注意です。異文化をすべて「謎」にしてしまう発想がそこにあるからです。(話はそれるけど、だいたい「古代アステカでは」などとのたまう日本のテレビ番組が多いのには閉口します。古代インカ帝国、とかも同罪。インカもアステカも<古代>じゃありませんので皆さんも気をつけましょうね。)

訳者の志水さんは、多くの「と本」に関する本を書かれています。それも読むといいかも知れません。ロマンや夢を否定はしませんが、それは真実ではない事もまた理解しなければなりません。

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東京書籍 ISBN4-487-76062-3

2004年1月22日

気づいていない人は読もう!

岩月謙司「女は男のどこを見ているか」という本を読みました。なかなか「気づき」の本でした。なんで奥さんや恋人が不機嫌で怒っているのか?気がついていない人はぜひ一読をおすすめします。そのまま鵜呑みにしなくても参考にするだけで、2人の時間がハッピーになるかも知れません。

自分の夢が好きになるって事を否定されてきた世代に対して、あらゆる答えの中のひとつの「解」として非常にわかりやすい本だと思いました。

自分がひどい男ばかりにだまされる事にお悩みの女性にもお勧めします。

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(背景は本文と全く関係有りません)

2003年12月27日

言葉は外にある

「脳とクオリア」の著者である茂木健一郎さんの本をもう一冊読んでいます。こっちの方がわかりやすい本だよ。そのタイトルもスルメを見てイカがわかるか!です。
養老孟司さんとの対談がほとんどですが、なかなか示唆に富んでいていいです。

 なかでも気に入ったのが第一章で養老さんが「言葉はわれわれの外にある」と指摘している点。これってログの形で記録に残っていくネット上での書き込みの「言葉」としての性質に照らすと実に面白い。また最終章で茂木さんが「エピソード記憶と意味記憶」という事を説明しているのですが、これがまた面白いですね。サーバー上のエピソード記録は時間がたっても「意味記録」という形には編集されていかない。それはがコンピューターと頭脳の大きな差なんだなって感じました。

 鉄腕アトムを見ているとさかんに「ロボットが心を持つこと」について作品の中で葛藤されている様ですが、そもそも心って何だろう?っていうことも、そこからさかのぼって描かれるといいな〜なんて勝手に思いますね。