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2004年12月20日

中東参勤交代・その後

中東でアメリカ幕府に対する参勤交代が行われてるなんて書いてから一年がたちました。

日本・韓国が派遣を延長するなか、本当に参勤交代的な様相を呈してきましたね・・・。アメリカのために金を使うのを嫌だと思う国は義理だけ果たしたらさっさと撤退してますしね。

一年を振り返ってみて思うのは、この問題「賛成・反対」という議論ばかりで終始してしまったような印象。直接選挙の行われる来年初頭で、問題に対するある程度の答えが出るのかなと言うそんな気がしています。

イラクに行かれている自衛隊員のかたの無事のみならず、イラクに住む人達の平和を祈ってやみません。
いまここで、私に何が出来るわけでもないのですが。

2004年4月26日

米国の占領がうまく行かないわけを考える

アメリカはイラクを「戦後日本」のようにうまく占領できると考えているみたいだけれども、それはたぶん無理だろうと思うわけです。その理由を漠然とだけではなくちょっと仮説めいて考えてみました。

まず、戦後アメリカの日本占領がうまくいった理由は、アメリカが賢かったからでも日本人がバカだったせいでも無いと思っています。それが成功したのは、日本人の持っている中華的メンタリティが大きな要因ではないかと思っています。

 中国(当時は清)が力を失っていく段階でアジアにあった中華圏の国々はどんどん欧米の植民地化を受け入れてしまう。東南アジアに置いては「異人の王様国家」という歴史的な流れの中で、支配者の頭をすげ替えるだけでそれは可能だった。日本と朝鮮、ベトナムはもっと中華の核に近い部分にあったので、おそらく指向としては「清が力を失ったのなら自らが中華の中心になろう」という方向性があったとおもうのです。でもそれは具体的にそういう言葉では考えてはいないでしょうけれども。

 大東亜共栄圏なんて考え方は実に「中華思想的」な発想と思えるのです。自ら中原の華にならんとした日本帝国。しかし、日本は武力でアメリカに負けてしまう。

だから、今度は日本にとっての中華の核がアメリカに行っちゃったわけです。文化も経済も中華では「もっとも文化レベルが高く軍事力の強い国」を中心に自らを支えようとします。中華思想が東アジア圏にとどまらず世界規模に拡大した瞬間です。日本にとっての「中華」はアメリカになってしまったのです。そのメンタリティをラッキーにも利用できたからアメリカは日本で成功できた。

 でも、イラクは違いますよ。中華的なメンタリティなど持ってはいない。

だから、日本モデルを持ち込んでもかならず失敗します。そう歴史から読んでみました。
こんな仮説を考えてみましたがいかがでしょうかね・・・。

2004年4月18日

誇りと何の関係が・・・

追憶の200X年さんのエントリー日本人の誇りとは…?を読んで、なんだかなぁという思いが加速しました。

自身のエントリーには「いろんな人がいろんなところで騒いでいるけど、本当に悲しい思いをしているのは家族や彼らの関係者の方々。」と書いたのですが、その問題の「いろんな人」にご家族が混じってしまったとは・・・。

テロ行為の一番嫌なところは、よってたかって被害者と関係のない人が自分の目的のためにそれを利用するところです。この場合、家族は被害者じゃなく、利用する側になってしまっているかのようです。ふぅ。

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2004年4月13日

国と国の友好ではなく

左サイドバーからリンクしている田中宇さんのサイトにサドル派のサマワ代表についての記事が・・・

アメリカの中東専門家ジュアン・コールが、バグダッドのアラビア語新聞アザマンの報道を読んで書いているところによると、シーア派のサドル派のサマワ代表をつとめるシャイク・カディーム・アルアワディ(Shaikh Kadhim al-`Awadi)は、サドル派の上層部から「サマワで反自衛隊デモを起こせ」と命じられたが、反日デモなどやりたくないと言って拒否したため、サドル派からサマワ代表の地位を解任されてしまったという。

やはりTVで報道されないところでいろんな事が起きているのですね・・・。

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2004年4月11日

21世紀は不安の時代になるのか?

イラクでの3邦人誘拐人質事件に関して、報道があってからいろいろと考えたり、サイト・blogや新聞などの反応を興味深く見ていました。いろんな思いはあったけど、感情にまかせて書いてしまうと本当に伝えたいことが見えなくなりそうだったのでしばらく書くまいという思い。

時間もたち(書き手も読者も)ある程度、冷静になったかな。ということで反応してみようと思います。

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2004年2月20日

成果主義は企業を救うのか?

このところ企業の成果主義導入が相次いでいますね。

私の職場も例外ではありません。成果を上げたものはたくさんもらえるってのは、当たり前といえばあたりまえ。自営業の方はそれ以外にはないわけですからね。

確かに成果を上げられる部署に配置された人と、社命で新規事業の立ち上げを任された人で同じ成果基準を導入する事はできないはず。ダブルスタンダードな給料体系は混乱を招くだけ。このあたりルールを複雑化してしまうしかないわけで、より不透明感が増すように思います。

 さらに、自分としての自己目標を会社と握って成果を計るやり方も考えられますが・・・それって目標を低くすれば誰でも達成するから意味無いッすよね。

 成果主義を導入するには高度な企業統治で不正が横行しない環境、そしてアグレッシブで先進的なものを求める社風、などなどごく限られた条件でのみ有効な手段であって何でもかんでも成果主義を取り入れてしまうのはかえってモラルを低下させ離職率が高まり・・・結局高い給料を払える企業に優秀な人材が集まる傾向がもっと顕著になるかも知れませんね。

成果主義の落とし穴:おまつのボヤッ記

2004年2月18日

消費税総額表示のねらい

消費税総額表示

まあ要するに税込み価格での表示に統一することを法令化するということですね。新聞などの記事を読むと消費税率アップのためのステルス化という事だけがクローズアップされています。

私が考えるにこれは「消費税複数税率導入のための布石」という一面を欠かせないのではないかと思うのですが、ほとんどの新聞は触れもしていませんね。時期を予想すると・・・小泉政権の間は消費税アップなしという公約を信じれば2006年まではない。そして消費税総額表示は2007年度までに、ということなのでズバリXdayは2007年度じゃないかな。消費税が一律10%ということではなく贅沢品では30%、食料品では3%というようなこともあり得ますね。そのための総額表示なら必要な措置かも知れません。

関連ココログ記事 ミニ不況がやって来るby 高知と言えば、よさこい祭り

2004年1月23日

土木で救うイラク

ギルガメッシュ(イラク)で日本ができることって記事に引っかかりました。エンキドゥはどうなんだろうとかって話題ではなく、イラクで日本が貢献できること、って話。

 まずマスコミの報道で気になるのは「イラクへの貢献」の部分と「同盟国への貢献」の部分を整理せずにだら〜と書いてる記事が多いってこと。TVに至ってはその二つが混沌としてしまっている。総理の答弁も野党の質問も同じ。おいおい(名探偵コナン風に)。

 「テロとの戦いを行っているアメリカ軍」への貢献と「イラク復興」への貢献はイコールじゃないだろうと思うんですよ。だから日本は「アメリカへの貢献が結果的にイラク復興につながる」という道ではなく「イラク復興がなんだか知らないけどアメリカも助かったと言ってくれる」って道筋を見えないところで考えるべきなんじゃないかな。「アメリカへの・・・」はリップサービスでいいのですよ。本質は後者であって欲しいですね。いや、そうでなければ自衛隊の派遣は賛成できない。

 ウルクの遺跡群などの文化財や遺跡を守ることも重要。京大の調査隊とかにばんばん行って欲しい。もっと日本が貢献できることはカナートの近代化じゃないかな。カナートは塩害を防ぎつつ大規模な潅漑を行えるすぐれた技術。ただ、工事方法などが近代化されていない。だから、日本の土木技術でこれらを整備してはどうだろう。ポンプで水を送る水道も大事だけど、カナートを修理するって行為は文化的理解を彼らに示すものとしてより多くのインパクトを与えるはずだと思うんだけどな。

 でも民間人が工事にいける状況じゃない。どの国よりも早く日本はイラクと民間交流を図りアメリカの鼻をあかしてやればいいと思うよ。イラクに行けないんなら留学生をたくさん招くとかね。それも東京では無くって高野山とか五箇山とか上高地とかに住まわせて日本信者にしてイラクに帰ってもらうってのはどう?東京じゃニューヨークと変わらないからね。独自性をみせなきゃ(^_^)

とどめにゴダイゴにカンダハルでのコンサートを。ガンダーラを歌ってもらおう!

2003年12月20日

中東で参勤交代

 どうも風邪をひいたようで、冷えピタ君を貼って布団の中で汗をかきながらふと思ったこと。

 アメリカにとってイラクへの各国の派兵って「参勤交代」のようなものなんだなって。アメリカに軍備で逆らわないっていう意思の表明という意味もあるし、派兵によって各国の財政に負荷をかけるて意味も。そしてアメリカ中央軍には人質まで。

 ということは、イラク戦に反対した国は「外様大名」って訳だね。

 アメリカに協力する、金を出すってことは参勤交代の原理なんだって思いながらニュースを見るとまた違った断面が見えてきそうだ。

 また熱が上がってきたみたい、暖かくして寝よっと