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2004年2月12日

大滝ダムに思う

都会、特に関東地方の人にはあまり興味がない話題だろうけれども、最近、奈良県の大滝ダムが気になります。その昔、もう10年以上前に吉野川中流域を日々営業で駆け回っていたからです。

吉野川流域は日本の古代史においても重要な地域で、現在でもあちこちにその面影を見いだせます。上市から峠を越せば直接石舞台の裏に出てくる街道があったり、営業ならではのフットワークでいろいろと見て回ったものです。大滝ダムの建設地の少し下流には大滝茶屋という柿の葉寿司の店があって、私はここの柿の葉寿司が一番好きです。

 ダムの工事はそのまま道の付け替え工事でもあります。新宮に抜ける国道はドライブのルートとしてはすごく景色がいい好きな道でしたが大滝ダムの工事区間(長い!)は「おいおいこの渓流が無くなるんかいな?」という感じで非常につらい道でもありました。途中には歴史のある神社、丹生川上神社があって、移転を余儀なくされました。あの立地自体が重要なのであって移転地を用意してもその神聖さが失われてしまうことはさけられません。信仰とはそういうものだと思うんですよね。

 深い谷の急斜面に張り付くように家が建っている山村地域。もともと地滑りがあるようなところでダムに水を貯めたら素人目に考えても大変なことになるだろうなと当時から思っていましたが、やはり大変な事になっていますね。やれやれです。壊される自然や生活について真剣に考えた結果とは思えないところが腹立たしいですね。

 この川をさかのぼっていくと入之波温泉という秘湯があります。含炭酸重曹泉という珍しい泉質です。近郊の方はダムの状況などを視察がてら、温泉にも足を運んではいかがでしょうかね。

 百聞は一見にしかず。こんな大規模なダム工事をまだ続けているという現場を賛成反対いろいろ思いながら、それでも現実を直視してからでないと、何もはじまらないですよね。

またまたおちなしでした・・・

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