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2004年1月24日

タンポポ紳士録(2)

カンサイタンポポ(Taraxacum japonicum Koidz.)

  西日本で見られる在来種のほとんどがこの種類だと思っても良いでしょう。在来種 の代表選手。野に咲く彼らの姿を誰しもが知ってます。田んぼのあぜ道に肩を寄せ合って咲く小さな黄色い花。カンサイタンポポはほとんど群生した姿で咲いています。

これは在来種の大きな特徴のひとつでしょう。種が比較的大きく飛翔力にかけるため群生する 傾向があるということに由来している特徴です。けれどもこれは欠点ではなく、受精に必要な虫たちを効果 的に利用するための自然の工夫なのです。

在来種のタンポポは、そのほとんどの種が花粉による受精が必要です。たくさんの花が同時に咲くことでより多くの虫を寄せて受精の手助けをしてもらう。タンポポは種を飛翔させて遠くの地を目指しているかのようですが、カンサイタンポポは比較的近くに種を落とすことで群生しその種を増やしてきました。

本当に遠くへ旅した種子は、どんなタンポポにもまけない苦労をして新しい群生を作るのでしょうね。

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